⑤マロン・レイの体験談

ヒーリングが自分でできるということに気付くまでの経緯を書いてみました。

1、おいしいコーヒー

20歳頃、喫茶店でアルバイトをしていました。コーヒーや紅茶を入れたり、サンドイッチやホットケーキを作ったり。お客さんの半分は毎日のように通ってくる常連さんでした。

アルバイトを始めてしばらくすると、何人かの常連さんが「マロンちゃんの淹れたコーヒーはおいしい」と言ってくれるようになりました。「紅茶の味がぜんぜん違うんだけど!?」と不思議がるお客さんも。

マスターは「若い子が淹れたほうがおいしいんでしょ」なんて冗談ぽく笑っていたけれど、わたしにはちゃんと理由がわかっていました。

アルバイトに慣れて余裕が出てきた頃から、コーヒーをかき混ぜるときに心の中で「おいしくな~れ」とコーヒー豆さんが最高のコンディションになるイメージをしていたのです。

紅茶をいれるときにも「おいしい紅茶さんありがとう」と語りかけながらいれていました。

なぜそんなことを始めたのか・・とくに理由はなく、自然とそうしたくなったのです。お客さんの反応には驚きましたが、同時にとても嬉しい気持ちになりました。

「イメージしたことが現実に影響を与える」
このことを実感するようになった最初のできごとです。

2、植物は聴いている

20代後半、一人暮らしの部屋に観葉植物(パキラ)を置いていました。ある夜、ふとこんなことを思いました。「わたしは100年生きられるかどうかだけど、この子はずっと成長して何百年でも生きていけるんだなぁ」と。そして心の中でこう話しかけました。「あなたは葉を落としても、また新しい葉が生まれて、ずっとずっと永遠に生きて大きくなれるんだよ。素敵だね」と。

すると、翌朝パキラは葉をこれ以上ないほどに天に向けて伸ばしていました。そんな様子はそれまで一度も見たことがなく、とても嬉しそうで、誇らしげに見えました。

きっとわたしの言葉を受け取ってくれたのだと思いました。「声に出さなくても、思いは伝わっている」ということを実感した出来事でした。

3、天使が願いを叶えてくれる?

30代前半、天使が心の支えだった頃。
あるときデコルテに黒いできものができて日に日に大きくなってきました。粉瘤(アテローム)というものでした。大きくなると手術で切除するしかないとのことで、それを避けたかったわたしは、寝る前に天使に話しかけました。天使とは…大天使ミカエルさんとか、ラファエルさんとか目には見えないけれども存在しているらしい、あの天使たちです。「ラファエルさん、ミカエルさん、どなたでもいいのですけど…この粉瘤を治してください。ありがとうございます」

そして、翌朝どうなっていたと思いますか?昨日まで大きく硬かった粉瘤が、ぺたんと平たく小さくなっていたのです。天使は本当にいるのだと思いました。粉瘤はそれから日が経つごとにどんどん目立たなくなり、色も薄くなり、跡形もなくなってしまいました。

見えない存在の力を実感した出来事でした。

4、咳喘息をやめた日

40代前半、突然「咳喘息」になりました。毎日子供と一緒にたくさん外を歩いていて、排気ガスを吸い過ぎたことが原因かなと思うのですが、一日中咳が止まらない状態でした。病院で吸入薬をもらってからは、激しい咳は出なくなったのですが、小さな咳がずっと止まらず出ている状態でした。

そんな状態が半年ほど続いたある日、咳をすることに疲れてしまったわたしは、「もうやめよう」と思ったのです。「病院通いも面倒だし、薬代もバカにならないし…もうやめよう」と。

そして通院も薬もその日を境に一切やめました。それから咳はみるみるおさまり、すっかり良くなりました。

「ただ自分で決めれば変わるのかもしれない」そう思った出来事でした。

*この頃は天使の存在は忘れ去っていました…

5、奇跡が起こった日

2019年6月、この頃、原因はわからないのですが、両足が痛むようになり、だんだんとひどくなって歩くこともままならないほどになっていました。病院へ行っても痛み止めを出されるだけで、薬が切れると痛みが戻ってしまう…。どうにかならないものかと考えつつ、パソコンでAmazonのサイトを見ていました。なにかヒーリングの本でも読んでみようかな~と思いながら眺めていたのですが、そのときふと「自分で治せるんじゃないかな?」という考えが浮かんできました。

そして、とくに痛みの強かった足首から下に手をかざしてみたのです。その瞬間……痛みが消えてなくなりました。左足に手をかざしたのですが、両足の痛みが消えていました。

奇跡が起きたと思いました。が、同時に「夢かもしれない」という思いもありました。ほんとうに痛みが消えたのか確認するために、家の中を歩き回ってみました。ジャンプしてみました。まったく痛みはありませんでした。

遠隔ヒーリングを試す

足の痛みを消すために手をかざしてみたけれど、手は関係ないのかもしれないと思いました。それから「これは遠隔でもできるのでは?…試してみたい」そう思ったわたしは、何人かの友人に声をかけ遠隔ヒーリングをさせてもらいました。

背中や腰が痛い人、足が痛い人などに試してみたところ、痛みがやわらいだ、なくなったと報告してくれました。なかには変化がないという人もいました。

それからわたしはなぜヒーリングが起こるのだろうと考えるようになり、これはわたしたちがただ気付いていないだけであって、わたしたちは自分の身体や他者の身体にイメージを送ることができ、それに応じて「癒やし」が起こる。それがこの世界がもともともっている性質なのだと理解するようになったのです。